鉢花を購入するときの注意点!

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鉢花は購入時期を誤らないように!

鉢花は、花の咲いているものや蕾がほころびかけているものを購入すれば、そのときから観賞できます。ですから、鉢花は苗から育てる園芸と違い、だれでも手軽に楽しむことができます。しかし、せっかく購入するのでしたら、できるだけ長く楽しめる鉢花を入手したいものですよね!そこで、ホームセンターや園芸店で、鉢花を選ぶときの注意点をいくつか紹介したいと思います。


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鉢花本来の開花時期を知る

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鉢花の多くは、その花が自然に咲く時期よりもだいぶ早い時期に、店頭に姿を現あらわします。これは、季節を先取りした開花株は、市場での人気も高く、高価に取引されるため、生産者が出来るだけ早く花を咲かせて(促成栽培)出荷しようと努力するからです。しかし、待ってましたとばかりに、あまりに早い時期の開花株を買い求めるのは考えものです。促成栽培期間(店頭に出るまで)の環境と購入後の環境が違い過ぎると、すぐに花を傷めてしまう場合があります。

促成栽培された鉢花の注意点

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早く咲かせる促成栽培は、日長時間を調節したり、早い時期から冷室にとり込むなどの方法をとり、植物に本来とは違う一足早い季節を感じさせ、花芽を早くつけさせます。そして、温室に入れ、加温するなどして、開花させます。こうした促成株は、無理やり温度調節をして咲かせるため、自然に咲いた旬の鉢花に比べると、どうしても葉や茎は軟弱に育ってしまいます。このことを理解したうえで、注意して扱えばよいのですが、知らずに購入して、自然に咲かせた株と同じような場所に置くと、環境の変化についていけず、すぐに枯れてしまう場合があります。

※秋も早いうちに出回るパンジーなどは、要注意です。これらは夏に冷涼な地域で、早や蒔きして育てた株なので、まだまだ気温の高い平地に送られてくると、株は疲れきってしまい、とても翌春まではもちません。

鉢花は新鮮なものを!

鉢花は、市場から運んできて間もない、できるだけ新鮮な株を購入してください。店頭に一週間以上も長く並んでいる鉢花は、環境の変化によって株が弱っていることが多いので避けましょう。

※店頭に並べるだけの園芸店などは、乾いてきたら水をやる程度で、置き場所の環境に注意を払っていない場合があるので、できるだけ新鮮な鉢花を選んでください。

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こんな鉢花に注意!

例えば、12月になると、どの園芸店の店先にもポインセチアやシクラメンが並びますが、店の外に並べているものは、なるべく避けたほうが賢明です。寒風にさらされたポインセチアなどは、もともと熱帯性の植物ですから、ほとんど風邪をひいた状態のはずです。冬の外気に何日もさらされた鉢花は、注意して購入してください。


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鉢花の見分け方

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近年は株の生産技術が向上し、あまりひどい株が出回ることはめったになくなりました。それでも、店頭に並んでいたときの見た目はよいものの、購入してから、生育状態が悪くなる株もあります。よい株であるかどうか、以下の点を参考に購入してください。

【株元の確認】

株元がグラグラしていないか確かめます。生産されていたときは理想的な環境で育っていたはずですから、多少根元がぐらついていても支障なく育ってきましたが、こうした株は、家に持ち帰ってから急に生育が悪くなります。鉢底を見て、新しい根が底穴から出かかっているくらい、根のしっかりした株を選んでください。

【葉や茎の確認】

葉が、間伸びして大きいものや節間が詰まっていない、徒長した株は避けてください。また、葉色が特に濃いものは日照不足か窒素過多を疑う必要がありますので、購入してからの花の出来があまりよくありません。

【病害虫の確認】

同じ種類なら枝数が多いものを選びます。よく分枝しているということは根の張りもよい証拠です。また、枝数が多ければ、それだけたくさん花を咲かせます。ただし、葉裏などをよく観察して、害虫や病気の症状があらわれていないものを選んでください。

※ポインセチアなどは、色のついた上部ばかり見ず、下葉がしっかりついているものを選んでください。

※一年草の鉢花は、花よりも蕾が多いものを購入した方が得です。特にシネラリアなどは、全部の蕾がいっせいに咲いてしまうと、それでおしまいですから、一部の蕾が開きかけたくらいが買い時です。

鉢花のお得な買い方

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園芸店では、長く店頭に並んで傷みが見えてきた株や売れ残り品を、廉価コーナーに並べて処分することがあります。しかし、安いからといって、すぐに飛びついてはいけません。例えば、3月も末になって、くたびれかけたパンジーやクリサンセマムの株を買っても、楽しめる期間は、残りわずかです。また、秋に売られているペチュニアの残り株なども同様です。一年草の残り物は、安いからといって得とはいえません。
ただし、多年草花木は別です。花が終わった「シンビジウム」「クレマチスの大鉢」「アガパンサス」「ウメ」「ボケ」「ツバキ」の鉢物などは、驚くほどの安価で手に入る場合があり、うまく育てて来年花を咲かせようと考えるなら、これほど得な買い方はありません。園芸歴2~3年以上の方にはおすすめです。

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まとめ

購入する鉢花は、自宅で苗やタネから育てたものと違い、環境の変化に戸惑い、よく育たない場合があります。これは人間と同じで、職場や家庭環境が変わるとストレスからいっきに元気がなくなるのと同じです。環境が変わった鉢花も人間も、早く環境に慣れるためには、廻りのサポートが必要です。ですから、最初はいろいろ気遣ってあげてください。そうすると、少しずつ環境に慣れ、本来の元気な姿になることでしょう。


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