カレーリーフの育て方や使い方と効能!ハーブでリフレッシュ

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夏バテ防止にカレーリーフを育てて使う!食欲促進ハーブ

葉はカレーと柑橘類を足したようなスパイシーな香りですが、乾燥すると香りがかなり失われてしまい本来のカレーリーフのもつ香りを楽しむことはできません。
当然、生葉を手に入れたいところですが、日本で流通しているものは、ほとんど乾燥葉で、新鮮なカレーリーフの生葉は、なかなか手に入りません。
ですから、この貴重なハーブを、自分で育ててみてはいかがでしょうか。
採れたてのカレーリーフを使ったカレー料理は、夏バテ防止にお薦めです。

画像出典:http://blog.chefhariom.com/

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カレーリーフの特徴と育て方

kareeriifu-2出典:http://blog.goo.ne.jp/

大葉月橘(オオバゲッキツ)の別名として「カレーの木」があり、この「カレーの木」の葉のことを、「カレーリーフ」と呼びます。
南インドやスリランカでは、主に香辛料として用いられ、料理には かかせない香り付けとなっているようです。

常緑の低木または高木で、成長すると高さ4~6m、幹は直径40cmほどになります。
葉は長さ2~4cm、幅1~2cm、ふちに細かい鋸歯があります。
花は白く小さいく小粒で、熟すと黒い実がなるが、種には毒があると言われています。


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カレーリーフの栽培方法

kareeriifu-3出典:http://blogs.yahoo.co.jp/

栽培置き場所

出来るだけ、良く日のあたる暖かい場所が好ましいですが、極端に日当たりが悪くなければ、あまり気にしなくてもよいです。ただし鉢植えの場合、真夏の土の温度上昇には注意が必要です。また、耐寒性はないので、冬場は室内で管理することをお薦めします。

基本的に高温多湿を好み、寒さに弱いので、気温10℃以上が望ましいですが、直接霜があたらない限り、しぶとく冬越しする場合もあるようです。
ただし、急激な温度変化には耐えられないので、徐々に慣らす必要があります。
(関東以北では、室内管理がおすすめです。)

植え付け・管理

【植えつけ】

苗からの植えつけは、春~秋まで可能ですが、できれば春の十分暖かくなった時期が、好まれます。秋に植えつけた場合、気温の極端な低下には注意してください。

【土・肥料】

植え込み用土は特には選びませんが、水はけの良い肥沃な土壌を好みますので、、排水のよい土(赤玉土やバーミキュライト)と腐植性の土(腐葉土やピートモス)を混ぜて植えるとよいです。肥料は春と秋に緩効性肥料で置くタイプがいいと思います。

鉢植えの場合、鉢底ネットを敷き、その上に鉢の高さの1割ほどの、鉢底石を敷いて、その上に培養土を入れ、苗を植えつけてください。


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【水やり】

鉢土の表面が乾いたら鉢底から出るくらいたっぶりと与えてください。また、夏の高温期や冬の室内管理の乾燥時期には、ときどき霧吹きなどで葉水を与えてください。

【害虫・病気】

柑橘に付くカイガラムシ虫に注意してください。

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『カレーリーフの日常管理=参考動画』

『種から育てるカレーリーフ=参考動画』

カレーリーフの使い方と効能

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カレーリーフの使い方

カレーリーフは、特に南インドやスリランカで多用され、カレーをはじめとする様々な料理に用いられています。
南インドでは、油を熱してホール状のスパイスを加え、香りを出したものを調理の仕上げに加える手法(テンパリング)がよく使われますが、その際にカレーリーフも使われることが多いです。

ホール状のスパイス=植物の種子や葉、つぼみなど、加工せずにそのまま使用するスパイス。(乾燥されたものも含む)

テンパリング=調理の最初に油で熱して香りを引き出すこと。

簡単な利用法としては、生葉をそのまま料理に加えて香りを出し、食べる前に取り除けばOKです。

カレーリーフの効能

カレーリーフには、滋養強壮や食欲増進、消化促進など、特に夏バテによいとされています。その他、殺菌作用や解熱、発疹の抑制などの効能があるとされています。
ただし、妊娠中の人は摂取、使用を控えた方がいいでしょう。

※カレーリーフの効能については、一般的な評価を記しています。病気療養中の方など、ハーブの利用には注意してください。

カレーリーフの育て方や使い方と効能!
ハーブでリフレッシュのまとめ

インド原産の暑いところで育つ植物ですので、環境によっては育たない場合もありますが、もし、上手に育ったなら、普段は手に入らないカレーリーフ生葉の貴重なスパイス手に入れたことになります。
そう考えると、カレーリーフ栽培の価値は十分あると思いますので、ぜひとも、挑戦してみてはいかがでしょうか。

ハーブに関する注意事項

※注意しなくてはいけないハーブもあります。特に妊娠中、授乳中の方は大事な赤ちゃんに影響する場合がありますので、ハーブを料理等に使用する場合、あらかじめ医師にご相談されることをおすすめします。
また、紹介した植物については、個人的な見解もありますので、実際に植込み栽培する場合、事前にしっかり調べることをお薦めします。


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