ショートパットの精神状態を知ることが上達のカギ!
ゴルフ上達のカギはショートパットの精神状態にあります。
練習では50㎝のパットは簡単に入るのに、本番では外してしまう。これは精神状態の混乱による運動機能の微妙な感覚が麻痺してしまうことが原因のひとつと考えられます。
50㎝程度のパットであれば、ゴルフ初心者もプロゴルファーも実力の差はほとんどありません。差があるとすれば精神状態のみです。
この精神状態を理解することが、ゴルフ上達の基本です。
ゴルフは平常心を保てないスポーツ
敵対する相手が目の前にいるスポーツと違い、プレーの結果はすべて自分自身にあるだけに、感情のコントロールが難しいスポーツです。
OBやダフリが続くと怒り心頭状態で近寄りがたい存在になる人や、逆に落ち込んで暗くなる人、また人から見られてプレーすると極度に緊張する人など、さまざまですが、いずれの場合も、あまりいい結果にはなりません。
しかし、現状の精神状態を理解しながらプレーすると実力どおりの結果を出すことが可能です。
例えば、怒り心頭状態でティーショットしても、力が入り左に引っ掛けてOBの可能性大でしょう。ここで怒り心頭であることを理解して、グリップをすこし緩めに持つなどして力加減を意識して調整できればいいのです。
人間、深呼吸を2~3回やったぐらいで平常心にもどすのは難しいです。怒りは怒りのままで、そしてその怒りを意識しながらプレーすることが大事です。
※ミスショットによる怒りを他のプレーヤーやキャディーさんに当たり散らすのは論外。
日常の丁寧な心でスコアアップ
比較的、ゴルフが上手いと言われる人は性格的に繊細さや賢さを感じさせる人が多いように思います。
だからといって、大らかで、大ざっぱな人間はゴルフが下手という訳ではありませんが、日頃から粗さが目立つ人は、どうしても実力以上の力を出そうとして一打一打が雑になり、スコアを悪くしているように思います。
性格を変えることは難しいですが、日頃から、物を丁寧に扱うということを心がけてはいかがでしょうか。
ゴルフに大事なのは丁寧さです。ゴルフがメンタルスポーツと言われるならば、物を丁寧に大事に扱う精神が、そのままゴルフスコアに反映されるはずです。
ゴルフ道具はもちろんのこと、毎日使うトイレや車また物ではありませんが、同僚・友人・家族に対しても丁寧に接することが、好スコアにつながっていくと思います。
ゴルフは挽回を狙ってはいけない!
挽回のための一打は、二度と挽回できない一打になる可能性大です。
基本的に実力以上のショットを望んではいけません。また、奇跡のショットが出ると願ってもいけません。
18ホールの中でミスショットは必ず何度かあるはずです。そのたびに挽回するショット試みているようでは、多分スコアはガタガタでしょう。
ゴルフは常に、この一打からスタートと考えてください。
当然練習が一番大事
実力を付けるには、練習しかありません。本番では、実力の半分しか発揮できないという思いで、一打一打丁寧に練習することが大事です。
本来、練習で出来て本番で出来ないはずはありません。また逆に、練習で出来ないことは、本番でもできません。
いかに本番で実力を100%発揮することができるか、それはスポーツのみならず受験など本番を控える人間にとって永遠のテーマかもしれません。
プロでもショートパットを外してしまうメンタルは厄介なものです。だからこそ、練習して実力をアップさせ、メンタルの弱さをカバーしなければならないのです。
ゴルフ初心者入門編メンタル上達法でスコアアップ!まとめ
ゴルフができることに感謝し、存分に楽しむことが大事です。
一打一打に一喜一憂する精神をコントロールするのは難しいですが、それがゴルフの難しさの一つです。
目の前の一打に集中して、練習の成果を発揮してください。