バラによく発生する3種類の病気【うどんこ病などの原因と対策】

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うどんこ病・黒星病・灰色かび病の原因と対策

バラは比較的、病気や害虫の被害を受けやすい植物といわれています。それだけに日頃のお手入れは気を付けなければなりません。水を与えたり、花ガラを摘んだりすることは当然ですが、日頃からよく観察することが大事です。特に葉の裏や込み合った部分、根元などの目につかない場所は病害虫が発生しやすいので、注意して見るように心がけてください。被害の早期発見は薬剤使用などで回復は十分期待できますが、被害が拡大進行すると、いくら薬剤を使用しても回復が見込めい場合があります。


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薬剤使用の注意点

gaityu7害虫には殺虫剤、病気には殺菌剤を使います。薬剤を使用散布する際は必ず商品記載の説明書どおりに使用してくださいまた、散布はなるべく風がなく、気温の上がらない朝か夕方に行うのがベストです。日中の日差しが強いときは薬害が出ることがあるので注意が必要です。また薬剤の飛散などによって、ご近所へ迷惑がかからによう十分に注意してください。

紹介している薬剤の詳細については、下記サイトをご覧ください

ガーデニング花・バラなどの害虫病気対策おすすめ薬剤

うどんこ病

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  • 【発生時期】
    5月~11月
  • 【症状】
    新芽や葉、つぼみなどに小麦粉をまぶしたようなカビが生えます。多くの植物が感染する代表的な病害で、被害が進むと葉の全体が白いカビで覆われることもあります。多発すると光合成が阻害され、生長が妨げられます。糸状菌(カビ)が原因で、一度発症すると空気感染で広がります。初夏や秋口に雨が少なく曇天が続くと発症しやすくなりますが、夏の高温期は少なくなります。また、比較的気温が冷涼で、雨が少なく乾燥すると発症します。また、窒素肥料のやりすぎで枝葉が茂りすぎたり、密植して日当たりや風通しが悪い環境でも発症しやすくなります。
  • 【対策・駆除】
    密植すると発生しやすいので、枝葉が茂りすぎたら、枝を整理して日当たりや風通しをよくしてください。被害を受けた葉や落ち葉は早めに除去して伝染源を絶つようにしてください。また、窒素肥料は一度に過剰に与えないよう注意してください。
    発生したらすぐに、適した殺菌剤を葉裏や幹にまんべんなく、丁寧に散布しますが、同じ殺菌剤を続けて使うと効果がなくなることがあるので、複数の薬剤をローテーーションで使うと再発しにくくなります。
  • 【効果のある薬剤】
    ベニカⅩファインスプレー』『ベニカⅩファインエアゾール
    マイローズ殺菌スプレー』『STサブロール乳剤』『GFベンレート水和剤

ガーデニング花・バラなどの害虫病気対策おすすめ薬剤

黒 星 病

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  • 【発生時期】
    5月~7月・9月~11月
  • 【症状】
    糸状菌(カビ)が原因で発生するバラの主要病害のひとつで、葉に黒褐色でシミ状の斑点が現れます。バラ科特有の病気で枝には暗黒色の病斑ができ、葉はのちに黄変して落葉します。発生時期は主に5~7月と9~11月。雨や風のはね返りで周囲に伝染するため、雨が多いと発病が多くなります。梅雨と秋の長雨時期は特に多発し、被害が進むと次々に落葉し、やがて生育状態が著しく衰えていくこともあります。
    病斑のある落ち葉を処分しないで庭に放置しておくと、病原菌が再び増殖し周囲に感染する場合があります。
  • 【対策・駆除】
    日照不足で軟弱に育つと発生しやすいので、日当たりの良い環境の下で、窒素肥料を過剰に与えずに育ててください。被害部位、落ち葉はすぐに取り除いてください。水やりの際には泥はねで感染することがあるので、水やりは必ず株元にしずかに与えてください。被害が進んでからの回復は難しいので、発生したらすぐに殺菌剤を葉裏や株のすみずみにムラなく散布してください。異なる複数の薬剤を、ローテーションで散布すると再発しにくくなります。
  • 【効果のある薬剤】
    ベニカⅩファインスプレー』『ベニカⅩファインエアゾール
    マイローズ殺菌スプレー』『STサブロール乳剤』『GFベンレート水和剤

ガーデニング花・バラなどの害虫病気対策おすすめ薬剤

灰色かび病(ボトリチス病)

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  • 【発生時期】
    4月~11月
  • 【症状】
    花びらに小さなシミのような斑点がつき、症状が進むと、ねずみ色のカビで覆われます。20℃ぐらいのやや低温の気候と多湿を好むため、梅雨時に多発します。水や肥料などの管理不足で、植物が弱ると発病しやすくなります。開花後の花ガラを放置すると、腐敗して病原菌が増殖し、伝染源になります。また庭に落ちた病原菌は、被害部分とともに土中で越冬し翌春、胞子が周囲に飛散して伝染します。
  • 【対策・駆除】
    密植は避け、株の日当たりや風通しをよくし、窒素肥料は一度に多く与えすぎないよう注意してください。発病した花やカビが生えた茎や葉は、放置しないでこまめに取り除いてください。
    発生前の予防にエムダイファー水和剤をムラなく株全体に薬剤が行き渡るように、丁寧に散布すると効果的です。
  • 【効果のある薬剤】
    サンケイエムダイファー水和剤

ガーデニング花・バラなどの害虫病気対策おすすめ薬剤

まとめ

できれば薬剤を使わずに対処するのが理想かと思いますが、そのためには、まず予防です。予防のポイントは病気の株を持ち込まないことと、病害虫が好む湿気た環境をつくらないことです。植物を購入するときはよく確認し、そして適した場所に植えるよう心がけてください。しかし、どんなに注意しても病気が発生してしまう場合があります。当サイトがそのときの参考になれば幸いです。

参考:主婦の友社 園芸ガイド2015[夏・特大号]


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コメント

  1. 佐藤友美 より:

    枝にたくさん白い物が出てきました、粉じゃなくて、だんだん増えて来ます、どんな病気か?対策,驅除?よろしくお願いします

    • ton より:

      コメントありがとうございます。ご質問の「白いもの」は、【バラシロカイガラムシ】が考えられます。枝や幹に粉状のものや貝殻状の小さな虫が付着する症状です。風通しが悪いと発生しやすいので、枝葉が過密にならないようにしてください。発見したら竹べらや歯ブラシでこすり落とすか、被害を受けた枝ごとに剪定して処分してください。効果のある薬剤は、いろいろありますが、住友化学園芸の「カイガラムシエアゾール」か「STアクテリック乳剤」などがあります。コメントの内容だけでははっきりわかりませんが、参考になれば幸いです。

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