バラにつく害虫や病気の対策薬剤を紹介
ガーデニングも季節が暖かくなると、いや~な害虫また病気が繁殖しやすくなりますが、バラの病害虫対策は予防と早期対応がポイントです。
被害を発見したらすぐに対応してください。その際は、バラの負担を減らし、被害の拡大を防ぐための薬剤を上手に利用することが大事です。
市販されている薬剤とその特徴を簡単にいくつかを紹介していますので、参考にしてください。また商品の詳細については、リンク先(住友化学園芸)を、ご確認ください。
薬剤使用の注意点 |
害虫には殺虫剤、病気には殺菌剤を使います。薬剤を使用散布する際は必ず商品記載の説明書どおりに使用してくださいまた、散布はなるべく風がなく、気温の上がらない朝か夕方に行うのがベストです。薬剤の飛散などによって、ご近所へ迷惑がかからによう十分に注意してください。 |
目次
バラなどのガーデニング花におすすめの薬剤
ベニカⅩファインスプレー(殺虫殺菌剤)
商品詳細サイト=住友化学園芸ベニカⅩファインスプレー
バラの害虫と病気を同時に防除できる殺虫殺菌剤。広範囲の害虫に素早く効いて効果が持続し、同時にうどんこ病、黒星病などの病気の予防に効果があります。
ベニカⅩファインエアゾール(殺虫殺菌剤)
商品詳細サイト=住友化学園芸ベニカⅩファインエアゾール
うどんこ病、黒星病の予防や害虫の防除に、ボタンを押すだけで使える手軽な殺虫殺菌剤。病原菌の細胞膜機能を阻害し、植物への侵入を防ぎ、害虫には即効性と持続性を発揮します。
オルトランDX粒剤 (殺虫剤)
商品詳細サイト=住友化学園芸オルトランDX粒剤
2種類の浸透移行性の殺虫成分を配合。株元にまくだけでバラのアブラムシを簡単に防除でき、効果が約1ヶ月持続します。粒剤のボトル入りで、鉢植えのバラにおすすめ。
カイガラムシ エアゾール (殺虫剤)
商品詳細サイト=住友化学園芸カイガラムシエアゾール
防除が難しいカイガラムシを2つの殺虫成分で効果的に退治するエアゾール式の殺虫剤。成分が枝に浸透して効果が約1ヶ月持続します。一年中使えて、冬季の成虫も退治できます。
家庭園芸用GFオルトラン粒剤(殺虫剤)
商品詳細サイト=住友化学園芸 家庭園芸用GFオルトラン粒剤
株元にばらまくだけでアブラムシなどの吸汁性害虫からヨトウムシなどの食害性害虫まで幅広く退治でき、また浸透移行性の殺虫剤で、効果が長く続きます。手軽に利用できる散粒容器入り。
家庭園芸用GFオルトラン水和剤(殺虫剤)
商品詳細サイト=住友化学園芸 家庭園芸用GFオルトラン水和剤
食害性害虫にも効く浸透移行性の殺虫剤。水で希釈する水和剤で、成分が葉や茎から吸収されて植物全体に行き渡り、散布後も効果が持続します。
ベニカS乳剤(殺虫剤)
商品詳細サイト=住友化学園芸ベニカS乳剤
ヨトウムシ類、ハマキムシなどチョウ目害虫にすぐれた効果があり、即効性と持続性を兼ね備えています。容器を軽く振ってから規定量の水で希釈し、散布します。
ベニカ水溶剤(殺虫剤)
商品詳細サイト=住友化学園芸ベニカ水溶剤
アザミウマのほか、アブラムシなどの害虫の防除に効果がある浸透移行性の殺虫剤です。水で希釈して散布すると、有効成分が葉や茎から吸収されて植物体内に行き渡り、効果が持続します。
ダニ太郎(殺虫剤)
商品詳細サイト=住友化学園芸ダニ太郎
すぐに繁殖し退治が難しいハダニに、有効成分ビフェナゼートが作用し、効き目が持続します。発生初期にかけムラなく散布します。水で希釈して使うフロアブル剤。
マイローズ殺菌スプレー(殺菌剤)
商品詳細サイト=住友化学園芸マイローズ殺菌スプレー
バラの黒星病、うどんこ病にすぐれた効果がある殺菌剤です。治療効果と予防効果を兼ね備え、散布後の葉の汚れも少ないく、発見したらすぐに散布できるスプレー式です。
常備しておくと便利。
STサブロール乳剤(殺菌剤)
商品詳細サイト=住友化学園芸STサブロール乳剤
バラの黒星病、うどんこ病の予防と治療の両方にすぐれた効果がある殺菌剤で、葉の中の病原菌まで退治します。薄めて使う乳剤タイプで、散布後の葉の汚れも少なく、花の見た目をそこなうことがありません。
GFペンレート水和剤(殺菌剤)
商品詳細サイト=住友化学園芸GFペンレート水和剤
バラの黒星病、うどんこ病に対する予防効果と治療効果を兼ね備えた殺菌剤です。成分が葉の中に浸透し、病原菌が植物体に入るのを防ぎ、すでに侵入した病原菌も退治します。
サンケイ エムダイファー水和剤(殺菌剤)
商品詳細サイト=住友化学園芸サンケイエムダイファー水和剤
バラの灰色カビ病、べと病、さび病、炭そ病などにすぐれた予防効果のある保護殺菌剤です。水で希釈し発生初期にムラなく株全体に行き渡るように散布すると効果的です。
ガーデニング花・バラなどの害虫病気対策おすすめ薬剤のまとめ
薬剤散布は予防の意味もあり、病葉や害虫のいるところだけでなく、葉裏や株元にも散布します。ただし、薬液が滴り落ちるようでは散布し過ぎなので、細かい霧がうっすらとかかる程度にしてください。
また、日中の日差しが強いときは薬害が出ることがあるので散布をさけ、朝、夕の涼しいときに行うようにしてください。
作業後は手洗いうがい洗顔を!
※商品パッケージは、2015年のものです。現在販売されているものは、商品のサイト等でご確認ください。
参考:主婦の友社 園芸ガイド 2015[夏・特大号]