パンジー&ビオラの育て方や寄せ植え・花言葉を紹介!

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パンジー/ビオラ育て方のポイント!

パンジービオラは、晩秋から春のまでの間、鉢花や庭花壇などを彩る代表花です。
一昔前の品種は、冬の低温に当たった後に、長日条件の下で開花する性質をもっていましたが、現在は、その性質が弱まり、秋から春まで長期間咲く品種が多く、寄せ植えなどにして、殺風景になりがちな冬のガーデンになくてはならない存在になっています。

パンジーとビオラの違い⁉
かつては大輪のものをパンジー、小輪で株立ちになるものをビオラと呼んで区別していましたが、現在は複雑に交雑された園芸品種が登場しパンジーとビオラの境界線は曖昧なのが実情のようです。
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パンジー/ビオラの特徴と育て方

パンジーとビオラには客観的な違いはなく、その境界線は曖昧です。
しかし、あえて分けるとすると、現在では見た目が豪華なのがパンジーかわいらしいのがビオラとする、かなり主観的な分け方になっています。

パンジー     別 名 サンシキスミレ(三色菫)
ビオラ      別 名 ヴィオラ
パンジー/ビオラ 科 名 スミレ科 / スミレ属
パンジー/ビオラ 分 類 秋まき一年草
パンジー/ビオラ 開花期 11月~5月
パンジー/ビオラ 草 丈 20cm~50cm

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パンジーの特徴

panzi

パンジーはヨーロッパに分布する数種のスミレ類を掛け合わせてできた園芸植物です。通称(和名)でサンシキスミレと呼ばれることもあります。

1800年代に北欧で、アマチュアの園芸家が大きく鮮やかな群性のスミレを作るために、野生のサンシキスミレと野生スミレビオラ・ルテア(V. lutea)、さらに近東のスミレビオラ・アルタイカ(V. altaica)を交配して生まれたとされています。しかし、世代を渡った複雑な交雑を経て品種改良されているので、パンジーのルーツ全容はわかりにくいようです。

20世紀になると、とかく大輪種が多く作られ、戦後のアメリカでは径10cmを越す巨大輪種の「ジャンボ系」が作出されました。日本では径12cmに達する超巨大輪種の『マジェスティック・ジャイアント』が作出されました。

ビオラの特徴

biora

ビオラ(Viola)とは、スミレ科スミレ属のラテン語名です。園芸上はパンジーの小輪多花性種をビオラと呼んでいます。一説にはビオラ・コルヌータをルーツとする品種グループが「ビオラ」とされていますが、パンジーとビオラを掛け合わせた品種もあり、はっきり区別することはできないようです。

ビオラは園芸によく用いられ、観賞用に販売されており、花径4cm以下をビオラとすることが多いです。パンジーに比べて、開花期がやや短い(咲き出しが遅い)が、その分強健で、比較的栽培が容易とされています。品種は、1980年頃までは、数種に過ぎませんでしたが、現在はかなりの色合いのものが作出されています。

パンジー/ビオラの育て方ポイント

パンジー/ビオラの買い方・選び方

早咲きの品種が多くなったこともあり、最近では10月頃から園芸店に苗が出回るようになりました。この時期の苗は気温が高いため徒長しているものが多いので、なるべく11月に入ってから、低くがっしり育っているものを選ぶようにしてください。また、苗は根元がぐらつかず株張りがよいものを選んでください。下葉が黄色くなっているものは避けてください。

栽培置き場所

日照不足だと花つきが悪くなったり、茎がひょろひょろに育ってしまいます。何よりも日光が好きな植物ですのでよく日光に当てて育てるようにしましょう。

寒さには強いので、凍結したり、よほど強い霜にあわない限り枯れることはありません。ですから、特に防寒を行う必要はありませんが、ベランダの寒風がもろに当たるような場所では葉が紫色っぽく変色してしまうこともありますので注意してください。高温多湿に弱いので、涼しい場所で育てるようにしましょう。

用土・水やり

【用 土】

水はけがよく、通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、あるいは、赤玉土6、腐葉土3、牛ふん堆肥1の割合で配合するとよいでしょう。

【水やり】

水やりは鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにしましょう。ただし、冬場は夕方以降に水やりをすると夜間の冷え込みで土が凍ってしまうことがあるので、できれば午前中に水やりしてください。土中の水が凍って、水を吸収できなくなり、しおれたようになることがあります。(日が射し、暖かくなり土中の水が溶けたらピンと戻ります)。


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3月に入ると土がよく乾くようになるので、晴天の日は1日に1回、水やりしてください。水やりの際は、なるべく水が花にかからないようにしてください。

肥 料

植え付ける前に土にあらかじめゆっくりと効く粒状の肥料を混ぜ込んでおきます。植え付け後は、3月いっぱいまで10日に1回の割合で液体肥料を与えるようにして、絶え間なく花が咲き続けるスタミナ切れをしない充実した株に育ててください。

3月以降に肥料を与えると葉や茎は間延びするくらいぐんぐんと伸びますが逆に花つきが悪くなる場合もあります。3月頃までに丈夫な株に仕立て上げると、それ以降は肥料を与えなくても充分に生長します。4月以降は肥料を与えないというやり方は満開の花を長期間楽しむコツのひとつでもあります。

※明らかに生育が弱い、葉が黄変するなどの肥料不足の症状が出ている場合は肥料を与えてください。

植え付け

苗の植え付けは11月頃の霜が降りる前に行います。寒さがくるまでに充分に根を張らしておくと、暖かくなったときの生育がよいうえに、花も長期間楽しめます。

植え付けようとしてポットから抜いたら白い根がびっしりと土を囲むように張っていることが良くあります。このような苗は底の部分の根をベリベリと剥がして側面の根も軽くほぐしてから植え付けると新しい根が伸びやすくなり根張りが良くなります。
根が乾きやすいので作業は手早く行いすぐに植え付けるようにしてください 。

鉢植えの場合、株間を10㎝程度とって植えつけます。
這い性の場合は、株張りがよいので、径30㎝以上のボールプランターなどに植えつけるとよいでしょう。

発生しやすい病害虫

暖かいところでは、2月頃からアブラムシが発生するので、オルトラン粒剤を20日に1回、鉢土の表面に散布します。

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パンジー/ビオラの寄せ植え

とにかく品種と花色が豊富なので、プランターごとに同じ花色の苗を4~5株ずつ植えて並べ、配色を楽しんだり、ハンギングバスケットを利用して立体的な群植の美しさが楽しめます。

参考動画:パンジーとビオラの寄せ植え

参考動画:パンジー・ビオラの育て方、植え付け

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パンジー・ビオラの花言葉

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パンジーの花言葉=もの思い・私を思って

ビオラの花言葉=誠実・信頼・忠実・少女の恋

パンジーもビオラも同属の似た花なのに、花言葉が全然違います。
パンジーの花言葉は自分中心で、ビオラの花言葉は他人中心となっているように思います。

花言葉からすると、世の中はビオラのような人が求められ、また好かれます。一方、パンジーのように、「私を思って」などと、気にかけてもらいたい空気を平気で出す人は、嫌われがちですが、生き方としては羨ましい限りです。

最近のパンジーとビオラの品種は見分けがつきにくく、花言葉も判断しにくいところですが、世の中の人間も、いろいろな意味で見分けが つきにくくなっているような気がします。
心の中にパンジーとビオラがバランスよく咲いてくれたらいいですね!

パンジー&ビオラの鉢花の育て方や寄せ植え・花言葉を紹介! のまとめ

花がら(咲き終わった花)や枯れた葉や枝を取ることは、見た目を美しくするばかりでなく、病気や害虫を防ぐためにも効果的です。また、咲き終わった花を摘み取ってタネができないようにすると養分が取られないので、草花は次々と花を咲かせるようになります。
草花をより楽しむためにも、日頃から、こまめにお手入れするよう心掛けてください。

※栽培方法、植物の生態については、環境により異なります。また、個人的な見解・解釈もありますので、栽培方法や生態については事前によく調べる必要があります。

※花言葉や花名の由来はさまざまに表現され、紹介されています。また、個人的な解釈もありますので、他で紹介する花言葉の由来や意味と異なる場合もあります。


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