鉢花の置き場所は環境や季節に注意しよう!

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鉢花は置き場所が重要!

植物は環境が大切です。鉢花も置き場所が適切であるかどうかで、その後の生育や花のつき具合に大きな差が生じてしまいます。当サイトは、せっかく購入した鉢花を、できるだけ長く楽しむために、鉢花の置き場所についての注意点をいくつか紹介していますので、参考にしていただければ幸いです。


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鉢花の育つ環境とは

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植物は原産地によって生育に必要な気温や湿度がそれぞれ異なります。熱帯原産の花木や観葉植物などは、日本の冬の戸外の低温には耐えきれませんし、逆に夏季冷涼なヨーロッパ生まれの草花類の多くは、蒸し暑い日本の夏を大の苦手とします。購入した鉢花が、いったいどんな地域を原産地とする植物なのかを知り、できるだけ現地の気候に近い環境下で管理することが大切です。

鉢花の日照条件と風通し

多くの草花・花木は日光を好みます。ただし、日光を好む種類であっても、一日中直射日光が当たる必要はありません。せいぜい4~5時間の日照があれば、たいていの種類が支障なく生育し、花も咲きます。また、日光を好む植物であっても、真夏の強光線はさすがに強すぎますから、梅雨明けから9月下旬までは、午後の強い日差しを避けられるような場所で管理してください。

【西日の考え方】

鉢花に限ったことではありませんが、草花は午前中の日光を好みます。とはいえ、住宅の立地条件により、午前中日光を当てることが難しい場合があると思います。そのような場合、西日といわれる午後の日差しでもかまわないので、2~3時間は日に当ててください。午前中、日が当たらない場合は、短時間、西日に当てても、まったく問題ありません。

【冬の室内管理】

できるだけ日光を必要とする種類は、ガラス越しの日光がよく当たるような窓辺に置いてください。しかし、直射日光を必要としない「シャコバサボテン」「コチョウラン」などは、レースのカーテン越し程度のやわらかな日光を当てるようにしてください。

【鉢花の風通し】

ほとんどの鉢花が風通しのよい環境を好みます。通風不良の場合は、病気や害虫も発生しやすくなります。ただし、風通しがよいといっても、高層マンションのベランダのように強風が絶えず吹き抜けるような場所は適しません。株がもまれて傷んでしまいます。こうした場所では、逆に不織布などを張るなどして、風よけに配慮する必要があります。

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鉢花が早く環境に適応するために!

植物は、環境に対する順応性はある程度備えていても、環境が急に変わることを嫌います。そこで、鉢花を購入したばかりのときは、ポロポロと蕾を落とすことがよくあります。しかし、日当たりや温度に問題がなければ、しばらく同じ場所で管理していると、やがてその環境に順応して、問題なく育つようになります。ですから、鉢花を購入したら、適切な場所に、しばらく置くことが大事です。なんだか元気がないからといって、こまめにアチコチ移動しないようにしてください。

鉢花の季節別の置き場所

鉢花:春の置き場所

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春は多くの鉢花にとって、最も生育に適した季節です。「セントポーリア」や「クンシラン」など、直射日光を嫌うもの以外は、5月になったら戸外の日当たりの良い場所に置きます。ただし、冬の間、室内に置いた鉢花を急に戸外の日向に出すと、株を弱らせますから、最初は曇りぎみの日に出して、少しずつ直射日光に慣らすようにしてください。

鉢花:梅雨時の置き場所

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鉢花は梅雨の長雨に当てると、鉢土が過湿状態となるため、根腐れを起こしがちです。適切な水管理を行うためには、梅雨の時期になったら軒下など、雨の当たらないところに移してください。

梅雨時期は日照量が不足するため、葉や茎が軟弱に徒長するばかりか、多湿のため病害虫も多発しがちです。鉢と鉢の間隔をあけ、風通しをよくするようにしてください。また、草木灰などのカリ肥料を施すなどして、鉢花の健康状態に配慮してください。

鉢花:夏の置き場所

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高温多湿の日本の夏は、多くの鉢花にとって過ごしにくい季節です。鉢植えという栽培環境は、特に根が熱せられやすいので、熱帯原産の植物でさえ暑さで弱ってしまいます。できるだけ、木陰など風通しがよくて涼しい場所に置くようにしてください。

ベランダに置く場合、コンクリートの照り返しが強いので、鉢を直接床面に置かず、必ず棚などを使い、床面から離して置くようにしてください。

※鉢の周囲に夕方、散水しておくと、水分が蒸発する際に周囲から気化熱を奪いますから、夜間の温度を少しでも下げる効果があります。

鉢花:秋の置き場所

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9月下旬になると、朝夕の温度も下がり、植物にとって過ごしやすい季節になります。夏の間、生長が止まっていた植物も、再び活動を始めますので、半日陰に置いた鉢花も、日当たりの良い場所に移動します。

秋が深まるにつれ、徐々に気温が低くなりますが、寒さに弱い熱帯原産の植物は霜が降りる前に、室内に取り込んでください。
「デンドロビウム」のように、ある程度、寒さに当てないと花芽ができない植物もあります。植物の性質に合わせて、室内への取り入れ時期は考慮してください。

鉢花:冬の置き場所

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凍らない程度の低温に耐える、半耐寒性の植物は、東京近辺であれば建物の南側の軒下などでも冬が過ごせます。

非耐寒性の植物は、室内に取り込み、最低温度を5~10℃に保ちます。暖房中の室内は空気が乾燥するので、加湿器を用いるか、こまめに霧水を吹きかけるようにしてください。

まとめ

鉢花にも、それぞれお気に入りの場所があります。しかし、その場所は、育てる人間が探し当てなくてはなりません。育てる鉢花の特徴を理解し、ここぞという場所に置いてください。生き生きとした花姿を少しでも長く楽しむためには、まず環境が第一です。これは、人間も同じことですね!

※栽培方法、植物の生態については、環境により異なります。また、個人的な見解・解釈もありますので、栽培方法や生態については事前によく調べる必要があります。

参考:主婦の友社 「園芸店で買った花」をすぐ枯らさない知恵とコツ


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