春から初夏のおすすめ鉢花20選【枯らさない育て方ポイント】

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春から初夏を華やかに飾る鉢花20種を紹介!

鉢花は簡単に場所を移動できるので、の暖かい日差しが当たる場所を選んでに置くことや、の日差しに弱い植物は、軒下などに取り込むことが可能です。また、庭土があまりよくないなどの場合も鉢花にすることで、気軽に楽しめます。
しかし、せっかく買った鉢花が、すぐに枯れてしまう場合があります。すぐに枯らさない、じょうずな買い方や育てた方を、各種鉢花ごとに20種紹介していますので、参考にして頂ければ幸いです。

目次

アキメネス

半日陰で楽しめる!

晩春から秋まで、次々と花を咲かせる小球根花です。暑さ寒さに弱く、雨に当たると傷むので、鉢植えにして室内で栽培します。
主な原種にグランディフロラ(赤紫大輪)・カンディダ(白花小輪)などがありますが、多くの園芸品種が出回っています。

アキメネスの楽しみ方と管理

【開花期:6月~9月】

鉢植え、ハンギングバスケットでの鑑賞がおすすめです。初夏から園芸店の店頭を飾りますが、茎が太くて、株全体が がっしりした感じのものを選びましょう。
葉が痛んだり、下葉が黄色になっているものは避けます。

アキメネスの育て方ポイント

  • 半日陰を好むので、室内のレースカーテン越しの光が当たる窓辺に置きます。
  • 鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりします。
  • 葉に水滴が残った状態で直射日光に当たると、葉焼けを起こすので、葉や花に水がかからないように、株元に与えます。
  • 夏を除いた春から秋には、薄い液肥を月に1回施します。

【花が終わったら】

  • 秋になったら水やりを徐々に控え、霜が降りる前には完全に水を切り、室内で冬越しします。
  • 4月に赤玉土4:腐葉土4:川砂2の新しい用土に植え替えます。
  • 10㎝くらい伸びたら摘芯し、枝数を増やします。

アジサイ

梅雨空に映える豪華な花!

アジサイは、うっとうしくなりがちな梅雨時の代表花。しっとりとした雰囲気を持つ大輪の花として知られています。
鉢植えの主流は西洋で改良され日本へ里帰りした「ハイドランジア」と呼ばれる品種群ですが、近年は日本産の原種「ヤマアジサイ」や「ガクアジサイ」系などの品種も人気です。

アジサイの楽しみ方と管理

【開花期:6月~7月】

毎年、3~4月になると、促成栽培された鉢植えが市販されます。
なるべく葉の艶がよく、茎の太い しっかりした株を選びます。また、水切れを起こしやすい花木なので、忙しくて水やりを忘れがちな人は、鉢底部分に貯水槽が設けられている底面吸水鉢に植えられているものを選ぶとよいでしょう。

アジサイの育て方ポイント

【置き場所】
春、秋は日なたに、夏の間は戸外の半日陰で、風通しのよいところに置きます。
冬は、寒風に当たると枝先の芽を痛める恐れがあるので、寒風や強い霜の当たらないところに置きます。

【水やり】
アジサイは大型の葉で蒸散が激しいため、盛んに吸水します。晴れの日が続く時は毎日たっぷりと水やりをしてください。
(底面吸水鉢の場合、貯水槽の水が切れた時に水やりしてください。)

【花が終わったら】

  • 花は長持ちしますが、あまり長く咲かせていると株が弱るので、花が茶色になったら切り取り、剪定、植え替えをします。
  • 肥料=花が終わったら、化成肥料を5号鉢にスプーン1杯置き肥します。さらに、ハイポネックスなどの液肥を9月まで月に3~4回施します。
  • 剪定=花芽は枝先につき、翌春そこから伸びた新梢の先端に花をつけるので、放っておくと間延びしてしまいます。花が終わったら、すぐに枝元2節を残す程度に短く切り詰めておきます。
  • 植替え=株がいっぱいになったものは、花後に一回り大きな鉢に植え替えます。
    用土は、赤玉土7に、赤花系の品種なら腐葉土3を加えたもの。青色系の品種なら酸度未調整のピートモス3を混ぜた弱酸性の用土に植え替えると、美しい花色が期待できます。
  • 挿し木で苗を増やす=ハイドランジアも日本原産のアジサイも、挿し木で簡単に苗を得られます。梅雨時に新梢を挿してもよいのですが、初心者の方は3月に休眠枝を挿すほうが、管理が容易で発根率も高いはずです。

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アゲラタム

糸のような芯花が美しい!

糸のように細い芯花が集まって咲く、やわらかいイメージの花です。
花色は青紫、桃、白など。
花は春から秋まで連続して咲き続けます。
鉢植えに向く草丈20㎝くらいの矮性種、草丈50~60㎝の高性種などがあります。

アゲラタムの楽しみ方と管理

【開花期:5月~10月】

春に花つき苗を買い求めると便利です。
苗は株の締まった しっかりしたものを選びます。
3月下旬~4月にタネを蒔いて育てることもできます。
大きめのコンテナなどに群植するとよく映えます。

アゲラタムの育て方ポイント

鉢花を買い求めたら、できるだけ日当たりの良いところに置いて、鉢土の表面が乾いたら たっぷり水を与えます。
開花期が長いので、開花中も月に2~3回、薄めの液肥を施します。

【タネから育てる場合】

  • 3月下旬~4月にタネを蒔きます。
  • 本葉2~3枚になったら、鉢やプランターに移植します。
  • どんな土でも、比較的よく育ちますが、水はけ水もちのよい用土がベストです。

アマリリス

豪華な花が楽しめる!

初夏に太い茎を立ち上げ、その先端にユリに似た大きな花を数輪咲かせます。
最も多く出回っているのが、オランダで作りだされた大輪花のルドウィッヒ系で、ポットに植えられて市販されています。

アマリリスの楽しみ方と管理

【開花期:5月~7月】

ポットに入ったものは、球根を取り出して見ることは出来ませんが、球根を選ぶときは、病斑がなく、丸くて艶のあるものを選びます。
開花株を選ぶときは、花ばかりでなく、葉もよく伸びているものを選びます。

アマリリスの育て方ポイント

  • 球根の植え付け適期は、3月下旬~4月上旬です。
  • 水はけのよい用土に元肥を施し、大輪系で7号鉢に1球を目安として、球根の首が出るくらいの浅植えにします。
  • 芽が出てきたら日なたに移して管理します。
  • 水やりは鉢土の表面が乾いたら たっぷり与えます。

【花が終わったら】

  • 花ガラを摘み、油粕や骨粉などの遅効性肥料を置き肥し、9月まで10日に1回液肥を施します。
  • 10月頃から徐々に水やりを減らし鉢を乾かして、そのまま軒下などに置いて冬越しさせます。
  • 植え替えは2年に1回、10月に行います。

イソトマ

青い星形の花が美しい!

オーストラリア原産の半耐寒性一年草または、多年草です。
細い葉をもつ茎の先や葉のつけ根から長い花茎を伸ばして、星形をした青い花を次々と咲かせます。

イソトマの楽しみ方と管理

【開花期:5月~11月】

イソトマの自然開花は初夏から秋ですが、温室で栽培された鉢花が、春から出回ります。
鉢植えで楽しむほか、開花期が晩秋までと長いので、ハンギングバスケットに仕立てて楽しむこともできます。

イソトマの育て方ポイント

  • 春から秋までは、日当たりの良いところに置きますが、梅雨の長雨に当たると株が傷むことがあるので、その時期は南側の軒下やベランダに置いて管理します。
  • 鉢土の表面が十分に乾いてから、たっぷり水を与えます。
  • 開花期が長いので、開花中も2週間に1回液肥を施します。

【タネから育てる場合】

  • 発芽適温は15℃前後なので、3月下旬~4月上旬にタネを蒔いたらフレームなどで保温します。
  • 本葉が2~3枚出たところでポットに移植し、日なたで管理します。
  • 過湿にすると徒長するので、水を与えすぎないように注意します。
  • 5月中旬頃に堆肥や腐葉土を混ぜた肥沃な用土に植えつけます。

イベリス

丈夫で育てやすい美しい花!

ヨーロッパの地中海沿岸地方や北アフリカに自生する多年草、一年草ですが、耐寒性があり丈夫で育てやすい花です。
草丈は20~40㎝で花茎の先に径1㎝ぐらいの小花をたくさん つけるので、花壇や鉢植えにすると よく引き立ちます。

イベリスの楽しみ方と管理

【開花期:4月~6月】

早春にポット苗が出回ります。
よく栽培されているものに、白花の「アマラ」、赤や紫花の「ウンベラータ」、白花で多年草の「センペルヴィレンス」などがあります。
移植を嫌うので、できるだけ早いうちに根鉢を崩さないようにして、水はけのよい用土に植えつけます。

イベリスの育て方ポイント

  • 日照が多く、比較的温暖で乾燥した環境を好みます。
  • 乾燥した気候を好む植物なので、植えつけ後は長雨の当たらない南向きの軒下やベランダに置きます。
  • 水やりは乾燥気味にし、鉢土の表面が十分乾いてから たっぷり水を与えます。
  • 「ウンベラータ種」など秋まき一年草の種類では、日当たりと水はけのよいところで育て、寒冷地では防寒が必要です。
  • 多年草の「センペルヴィレンス種」は耐寒性が強く、寒地でも冬越しできますが、高温期の多肥多湿に弱く、蒸れるとて株が腐りやすいので、できるだけ水はけをよくしておくことが大切です。

【タネから育てる場合】

秋にタネを蒔き、本葉が見えてきたら、赤玉土6腐葉土3燻炭1の用土で3号ポットに移植し、凍らないところに置いて冬越しさせます。
3月に同じ用土で定植します。

オステオスペルマム

開花期が長く 美しい花色が魅力!

主に南アフリカ原産。
以前はディモルフォセカと呼ばれていましたが、現在はオステオスペルマムとして独立した属に分類されます。
鉢花や苗として出回っているもののほとんどは改良された園芸品種です。改良が進んでおり花色、花姿などバラエティー豊富です。
花色は、白・青・桃などで、基本的な花姿は菊、マーガレットに似ています。花の大きさは径7cm前後で、花びらの先がスプーンのようにふくらむユニークなものもあります。

オステオスペルマムの楽しみ方と管理

【開花期:3月~6月】

晩秋から春にかけてポット苗が出回りますが、分枝が多くボリュームがあるもの。また、つぼみが多く、葉色のよいものを選びます。
次々と新色が登場しているので、好みの色を合わせたり、他の草花と混植して華やかに演出することもできます。

オステオスペルマムの育て方ポイント

  • 日照を好むので、春~秋は戸外のよく日が当たる場所に置きますが、夏は直射日光と西日を避けて風通しのよいところに置きます。
  • 霜に当たると枯れるので、冬は軒下か明るい室内に移します
  • 花ガラは こまめに摘み、鉢土の表面が乾いたら たっぷり水を与えます。
  • 春と秋は肥料切れさせないように注意してください。
  • 花が終わったら暑くなる前に、1/3くらい選定して、一回り大きな鉢に植え替えます。

ガーベラ

花色豊富でオシャレな花!

ガーベラは切り花として人気がありますが、鉢植え向きの矮性種がつくられ、おしゃれな鉢花としても人気があります。
花色は、赤・桃・橙・黄・白などと豊富で、花形も一重咲きの他、半八重咲、丁字咲などがあります。
よく栽培されているのが、日本でつくられた鉢栽培向きの「ポットガーベラ」です。矮性種ですが、大きな花をつけることから、海外でも高く評価されています。

ガーベラの楽しみ方と管理

【開花期:4月~10月】

温室栽培のものが、3月頃から出回ります。
花茎がしっかりしており、葉数が多く中心のつぼみの多いものを選びます。

ガーベラの育て方ポイント

  • 日当たりが悪いと花つきが悪くなるので、よく日の当たるところに置きます。ただし、真夏は半日陰に移し、冬は凍らないように注意します。
  • 開花中に雨に当たると花が傷みやすいので、南向きの軒下かベランダなどに置くようにします。
  • 肥料は開花中も液肥を月に2~3回施します。

カルミア

花色と花形が楽しめる!

華やかに咲く花もさることながら、金平糖そっくりの つぼみが、花よりも濃い色でつくので、つぼみから開花まで長く楽しめます。
よく栽培されているのが、ラティフォリアとその園芸品種で、濃紅色の「オスボレッド」などが代表的な品種です。

カルミアの楽しみ方と管理

【開花期:5月】

春に店頭に出回ります。
伸び出た枝数の約半分くらいの枝先に つぼみがつき、葉に艶のあるものを目安に選びます。

カルミアの育て方ポイント

  • できるだけ日当たりのよいところに置きます。
  • 過湿を嫌うので、鉢土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えます。
  • カルミアは、花つきがよすぎると翌年花がつかないことがあります。花芽が多くつきすぎたときには、早い時期に半分くらいの つぼみを摘み取るようにします。

【花が終わったら】

  • 花後に有機固形肥料を置き肥します。その他、置き肥は花芽のできる前の9月上旬、寒肥として2月に施します。
  • 2~3年に1回、花の終わった直後か9月上旬~10月上旬に、鹿沼土大粒にピートモスを3~4割混ぜた用土で植え替えます。

カンパニュラ

矮性種を鉢植えやハンギングに!

最も親しまれているのが、多年草の「オトメギキョウ(ポルテンシュラギアナ)です。
園芸店ではベルフラワーの名で流通しています。
草丈10~15㎝で、青紫色の可愛い小花が株を覆うように咲きます。
特徴的な品種として、「フラギリス」「メディウム(フウリンソウ)などがあります。
フラギリスは、茎が分枝してよく伸び、垂れて花をつけます。
メディウムは、大きな花をつけます。

カンパニュラの楽しみ方と管理

【開花期:5月~7月】

一般には、4~5月に店頭に出回る鉢花を購入します。
関節が詰まっていて全体に がっしりしたもの。また、花や つぼみがバランスよく出ているものを選びます。

カンパニュラの育て方ポイント

日当たりと風通しのよいところに置きます。
鉢土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えます。
開花中は花ガラをこまめに摘み取ると、花を長く観賞できます。

【花が終わったら】

  • 夏は涼しい半日陰に移して夏越しさせます。
  • 9~10月に株分けして植え替えます。
  • 用土は赤玉土に腐葉土を多めに混ぜたものがいいでしょう。
  • 元肥は有機配合肥料を施します。
  • 冬は日中の日によく当てます。
  • 夜間は凍らないところに置いて冬越しさせます。

木立ち性ベゴニア

シャンデリアのような花房が魅力!


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まっすぐ伸び上がる茎に、シャンデリアのように豪華な花房をつけます。
四季咲きのものと一季咲きのものがあり、品種によって葉の色彩や模様も変化に富み、花のない時期も観葉植物として楽しめます。
茎が堅く、節の部分が矢竹のようになる「ケインタイプ」よく育てられています。

木立ち性ベゴニアの楽しみ方と管理

【開花期:4月~10月】

開花株を購入するときは、下葉が落ちずについているもの。また、茎が太く関節が詰まっており、若い花房が上部にたくさんついているものを選びます。
葉肉が厚く、傷や病斑がないことも確認しましょう。

木立ち性ベゴニアの育て方ポイント

  • 遅霜の心配がなくなる4月下旬からは戸外で管理します。
  • 梅雨時は、テラスや軒下に入れてください。
  • 7~8月は寒冷紗などで遮光するとともに、風通しをよくしてやります。
  • 鉢土が乾いたら、たっぷり水を与えます。

【花が終わったら】

  • 5℃以上に保てれば冬越しできますが、10℃以下だと開花は望めません。
  • 15℃以上の温度が保てれば、冬でも開花します。
  • 空中湿度が不足すると葉が落ちるので、霧水はこまめに与えてください。

キンセンカ

ハーブとしても人気の花!

南ヨーロッパ原産で、ギリシャ・ローマ時代からハーブとして栽培されてきました。
よく分枝する茎の先に、黄色やオレンジの花を咲かせます。
切り花向きの高性種と鉢植えや花壇に向く矮性種があります。
一重咲き、八重咲、花芯が黒い品種などの他、宿根タイプの「冬しらず」があります。
ハーブの世界では「ポットマリーゴールド」と呼ばれています。

キンセンカの楽しみ方と管理

【開花期:3月~6月】

12月からポット苗が出回ります。
株元がグラつかない がっしりした株で、つぼみのついたもの。葉の色がよいものを選びます。
タネから育てるときは、9月にタネを蒔き、霜よけをして育て、本葉5~6枚で定植します。
花壇に群植したり、コンテに寄せ植えしたり、単植して鑑賞するといいでしょう。

キンセンカの育て方ポイント

  • 開花前に摘芯すると枝数が多くなり、花数が多くなります。
  • 日が当たると花を開くので、とにかく日当たりのよいところに置きます。
  • 鉢土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えます。
  • 肥料は少なめにし、特に窒素肥料を施し過ぎないようにします。
  • 花ガラを こまめに摘み取る。
    (花ガラは残すと結実して開花期が短くなります。)

クジャクサボテン

エキゾチックな大輪花!

森林性のサボテンの一種で、ゴージャスな花を咲かせます。
花の形は月下美人によく似ますが、月下美人は夜開性であるのに対し、クジャクサボテンは日中に咲きます。

クジャクサボテンの楽しみ方と管理

【開花期:5月~6月】

たくさんの花色があるので、開花期に花色を確かめて購入するといいでしょう。
苗を選ぶときは、できるだけ大きく長い茎節で、がっしりしと締まったものを選びます。
あんどん仕立てにするのが普通ですが、小輪種などはハンギング仕立てにしても楽しめます。

クジャクサボテンの育て方ポイント

  • 春から秋にかけては、日当たりと風通しのよいところに置きます。
  • 真夏は半日陰に移します。
  • 冬は霜の当たらない凍らない程度のところに置きます。
  • 4~7月は、鉢土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。
  • 8月以降は、水やりの回数を徐々に減らして、10~3月は鉢土を乾かし気味に保ちます。
  • 5月と9月下旬に、それぞれ2回ほど薄い液肥を与えます。

【花が終わったら】

  • 咲き終わった花ガラは早めに摘み取ります。
  • 2年に1回、サボテン用の培養土に植え替えます。
    (適期は真夏を除いた5月中旬~9月です。)

クレマチス

シックな雰囲気の つる性植物!

つるバラと並んで、壁面を飾る代表的な「つる性花木」です。
庭植えでは、トレリスやアーチフェンスなど、いろいろな使い方がされますが、鉢植えでも盛んに楽しまれています。

【クレマチス品種について】

  • パテンス系=日本に自生するカザグルマを交配親として作出。
  • ラヌギノーサ系=中国原産のラヌギノーサを元に作出。四季咲き性。
  • ジャックマニー系=イギリスで作出。四季咲き性。
  • フロリダ系=テッセン系の八重咲き。
  • ビチセラ系=南欧原産のビチセラから作出。小輪。四季咲き性。
  • テキセンシス系=アメリカ原産の自生種から作出。

クレマチスは数多くの系統があり、上記以外にも多くの品種がつくり出されています。

クレマチスの楽しみ方と管理

【開花期:5月~7月・10月】

幼苗のうちは弱いので、初心者は1年生苗よりも2年生苗を求めたほうがよいでしょう。地上部に前年枝があるのが2年生苗です。
ポットの鉢穴から根がのぞいているような、根のしっかり張った苗を選びましょう。

クレマチスの育て方ポイント

  • 植えつけ=休眠中の2月~3月が植えつけの適期です。腐植質に富んだ肥沃な培養土に植えます。突然に地上部が枯れる立枯病に備え、土中に2~3節埋めておく(休眠芽を準備)のがコツです。
  • 置き場所=一年を通じて日のよく当たる場所に置きます。
  • 水やり=鉢土の表面が白っぽく乾いたら、たっぷり水を与えます。冬季、休眠中の株も同様です。
  • 肥料=3月~10月中旬まで、週に1回、規定の濃度に薄めた液肥を施します。
  • 病害虫=新芽が伸び出した頃、ヨトウムシナメクジの食害に注意します。
    夏から秋にかけてハダニアオムシアブラムシなどが発生したら、殺ダニ剤やスミチオンなどを散布して駆除します。
    うどんこ病は、ベンレートなどの殺虫剤を月に1回散布して予防に努めましょう。

【花が終わったら】

系統によって花のつき方が異なるので、剪定の方法も それに合わせる必要があります。

  • 新枝に花が咲く四季咲き性の「ジャックマニー系」や「ビチセラ系」は花後、思い切って選定します。
  • 「パテンス系」や「モンタナ系」など前年に伸びた つるの節々に花をつけるタイプは、花後に花首を切る程度の弱選定にとどめます。
  • 「ラヌギノーサ系」「フロリダ系」など新旧両枝咲きタイプは、どこで切っても心配ありません。

シャクナゲ

色鮮やかで豪華!

大きな花が房状に咲く、見ごたえのある花木です。
日本原産のものと西洋シャクナゲがありますが、鉢栽培されているのは、主に花が大きくて華やかな西洋シャクナゲです。

シャクナゲの楽しみ方と管理

【開花期:5月】

一般に苗を購入して植えつけます。
苗は葉に厚みがあり緑が濃いもの。また、枝数が多くバランスよく出ているものを選びます。

シャクナゲの育て方ポイント

  • 植え替えの適期は 3月と10月ですが、買った苗は この時期に一回り大きな鉢に植えます。
  • 植え替えの際は、水はけがよく保水力のある用土に植えましょう。
  • 西日を嫌うので、春と秋は午前中に日が当たり、午後、日陰になるところに置きます。
  • 鉢土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えます。
  • 秋まで週1回、水やり代わりに薄い液肥を施します。
  • 花がたくさん咲きすぎると、翌年あまり花がつかなくなります。つぼみがたくさん ついた時は、秋のうちに半分ほど摘蕾します。

【花が終わったら】

  • 夏は木陰など涼しいところに置いてください。
  • 通常の水やりのほか、夕方に葉水を与えます。
  • 肥料は秋と春の彼岸頃に有機固形肥料を置き肥します。
  • 冬は寒風の当たらないところで保護します。

スイートアリッサム

カーペット状に咲く芳香花!

地中海沿岸地方原産の多年草ですが、寒さに弱いので、通常、一年草として扱われます。
線形で小型の葉を持ち、密に茂ってクッション状になります。
白または紅紫色の小さな花が株を覆うようにつき、甘い香りを漂わせます。
開花期も長く、条件がよければ盛夏を除き、春から秋まで次々と開花します。

スイートアリッサムの楽しみ方と管理

【開花期:4月~6月・10月~11月】

春先にポット苗が出回りますが、間延びしていない、葉色が濃く全体に締まった感じのものを選びます。
普通は、鉢植えや花壇の縁取りなどに植えて鑑賞しますが、大型の浅鉢に仕立てても見映えがします。また、ハンギングバスケットに仕立てて、アプローチ沿いに飾ると、甘い香りを楽しむこともできます。

スイートアリッサムの育て方ポイント

  • 植えつけは「赤玉土6:腐葉土3:燻炭1」の水はけのよい配合土に植えつけます。
  • 移植を嫌うので、根鉢を崩さないで植えつけます。
  • 日当たりのよいところに置き、鉢土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えます。
  • 肥料切れしないように真夏を除き、週1回液肥を施します。

セイヨウオダマキ

花色が豊富な優しい花!

花弁のように見える萼片(がくへん)も、内側の花弁も5枚で、花の後ろに伸びた距(きょ)を持つ独特の花形をしています。
ヨーロッパや北アメリカで改良された園芸品種は、色彩が豊かで草丈が高く、優雅な草姿をしています。

セイヨウオダマキの楽しみ方と管理

【開花期:5月~6月】

タネを蒔いても育てられますが、早春から出回るポット苗や開花株の鉢植えを購入すると簡単です。
株元がグラつかず、つぼみがたくさんついているものがおすすめですが、下葉が黄色くなっているものは避けましょう。
花色や花形が豊富なので、単植でも寄せ植えでも楽しめます。

セイヨウオダマキの育て方ポイント

  • 春と秋は日当たりのよいところに置きます。
  • 高温多湿に弱いので、夏は西日の当たらない風通しのよい半日陰に移します。
  • 冬は地上部が枯れますが、戸外で冬越しできます。
  • 開花中は液肥を施します。
  • 過湿に注意して、鉢土の表面が白く乾いてから、たっぷり水を与えます。

【花が終わったら】

  • タネを採らないときは、花ガラは花茎の元から切り取り、花後に お礼肥を施します。
  • 3月か10月に植え替えますが、株が古くなると勢いが悪くなるので、2年に1回はタネを蒔いて株を更新したほうがよいでしょう。

ゼラニウム

窓辺やベランダを飾る花!

ゼラニウムは性質が強く開花期が長いこともあり、窓辺を飾る鉢花として利用されています。
簡単に苗を増やせるため、日本でも古くから親しまれています。
一般にゼラニウムの名で流通しているのは「ペラルゴニウム・ゾナーレ系」の園芸品種です。

ゼラニウムの楽しみ方と管理

【開花期:4月~6月・9月~11月】

枝数が多く、節間の詰まった株を選びます。
葉が黄ばんだものや、根元が黒くなっているものは避けてください。
長雨を嫌うので、プランターなどに植えて、ベランダや軒下などで楽しむのがおすすめです。

ゼラニウムの育て方ポイント

  • 高温多湿を嫌うので、日当たりと風通しがよく、直接雨が当たらない場所に置きます。
  • 霜の降りる地域では、冬の間だけ室内に取り込み、日の当たる窓辺で管理します。
  • 鉢土の表面が十分に乾いてから水を与えます。
  • 春と秋に液肥を月に3~4回施します。

【花が終わったら】

  • 春の花が咲き終わった梅雨の頃に、長く伸びた枝を半分ほど切り詰めます。
  • 本格的な剪定は3月下旬頃に行います。
  • 一年経つと根詰まり状態となっているので、剪定と同時に新しい鉢に植え直します。

ネモフィラ

澄んだ空色の花が魅力!

英名は「ベビーブルーアイズ」という可愛い名前がついています。
代表的な種として、株いっぱいに澄んだ空色の花をつける「メンジェシー」があります。
その他の品種に、白色の花弁の弁先に くっきりとした紫色の斑点が入る「マクラータ」があります。

ネモフィラの楽しみ方と管理

【開花期:4月~5月】

早春からポット苗や鉢花が出回ります。購入の際は、ヒョロヒョロしていない、茎ががっしりしたもの。また、葉色の濃いものを選んでください。株元が グラついているものや下葉が黄色くなっているものは避けましょう。
鉢植え、ハンギングバスケットなどに植えて観賞するほか、花壇にまとめると爽やかなブルー色が際立ちます。

ネモフィラの育て方ポイント

  • 鉢花は日当たりのよいところに置きます。
  • 鉢土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えます。
  • ポット苗を購入したら、移植を嫌う植物なので根鉢を崩さないように、赤玉土に腐葉土を3割、川砂1割を混ぜた用土で、4~5号鉢に植えつけます。
  • 開花中は花ガラ摘みをこまめにし、黄色になった下葉を取り除くと花を長く楽しめます。
  • 鉢植えの場合、肥料切れしないよう、月に2~3回薄い液肥を施してください。

アッツザクラ

可憐な花を咲かせる小球根!

4月~5月頃、桜に似た花をつけた小さな鉢花が出回ります。
別名「ロドヒポキシス」と呼ばれる、南アフリカ原産の球根植物です。
暑さと寒さに弱いので鉢花として親しまれています。
花径2㎝前後の小輪種から5㎝前後の大輪種があります。また、花色も赤・桃・白と豊富で、暖かい春を感じられる鉢花です。

アッツザクラの楽しみ方と管理

【開花期:5月~6月】

アッツザクラは、浅鉢や小鉢に山野草風に植えて、売られているのを見かけます。
購入する際は、葉色が濃く、勢いのありそうな株を選びましょう。

アッツザクラの育て方ポイント

  • 開花株を購入したら日なたに置きます。
  • 7月頃からは、半日陰の涼しいところに置いて管理します。
  • 鉢土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えます。
  • 暑い夏の間は、肥料を施しません。

【花が終わったら】

  • 秋になって葉が残っている間は、月に2回液肥を施します。
  • 葉が黄色く枯れたら水を切って乾燥させて、鉢ごと凍らない場所に置いて冬越しさせます。(球根を掘り上げる場合、やや湿ったバーミキュライトで球根を包み室内に貯蔵します。)
  • 冬越しした球根は、3月中旬~下旬に、緩効性化成肥料を元肥にして、草花用培養土に植えつけます。

春から初夏のおすすめ鉢花20選【枯らさない育て方ポイント】のまとめ

気候がよくなると、草花に目が向きガーデニングに精を出す人も多いでしょう。しかし、夏も暑くなると、庭の手入れが滞り、春に買った草花が乱れた状態になりがちです。
自宅で育てる草花は、季節を考慮し一年のスケジュールを立てることが大事です。

※栽培方法、植物の生態については、環境により異なります。また、個人的な見解・解釈もありますので、栽培方法や生態については事前によく調べる必要があります。

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【記事参考】

  • 成美堂出版:はじめてのコンテナガーデン
  • 主婦の友社:「園芸店で買った花」をすぐ枯らさない知恵とコツ
  • 株式会社西東社:これだけは知っておきたい園芸の基礎知識
  • NHK出版:みんなの趣味の園芸https://www.shuminoengei.jp/
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