愛妻へ贈る花
日ごろの感謝と口にできない想いが、花言葉と一致する花をプレゼントなんていかがでしょう。もし妻から【なぜ、この花を選んだの】と問われたら【この花の美しさと花言葉があなたにピッタリだから】と答えてあげてください。
感謝の気持ちと少しのユーモアをこめて、美しい花と花言葉を贈ってあげてください。
※誤解をまねくような花言葉には注意してください。喧嘩のもとになります。
目次
花言葉=【感謝・誠実さ】
カンパニュラ
花名はラテン語で「釣鐘」
開花時期は5~6月
花言葉の由来は、ギリシア神話に登場する、美しい精霊女神のカンパニュールの話からきています。オリンポスの果樹園の番人をしていたカンパニールは、不審な兵士が果樹園に侵入した際、銀の鈴を鳴らし必死に助けを呼びます。このとき、儚くも命を奪われてしまいますが、花の女神フローラは、その死をいたんで、彼女を鐘の形をしたカンパニュラの花に変えたとされています。
花言葉=【気品・ほほえみ】
セツブンソウ(節分草)
人気の高い山野草
開花時期は1~3月
花名にもなっているように、節分の前後に、白い可憐な花を咲かせる山野草です。主に西日本の落葉樹林に自生しますが、土地開発などで数を減らし、環境省レッドリストの準絶滅危惧種に指定されています。日本に自生するものは白い花びらですが、比較的、園芸店などで入手しやすい、ヨーロッパ原産の黄色い花びらをもつ(キバナセツブンソウ)もあります。
花言葉=【快活】
カ ン ナ
夏の太陽が似合う花
開花時期は7~10月
花言葉「快活」は暑さにびくともしないで、堂々と咲く花の姿にたとえたものと思われます。耐暑性、耐湿性に優れ、高温多湿の日本の夏にピッタリです。伝説によると、仏陀(ブッダ)の高名を妬んだ悪魔が、丘の上から仏陀めがけて大岩を落としたところ、岩は当たる前に砕けましたが、破片で足を怪我した仏陀が流した血からカンナの花が咲いたとされています。
花言葉=【陽気・活発】
ラークスパー
別名=チドリソウ
開花時期は4~5月
花名はヒバリの足形に例えたもので、花言葉もヒバリのにぎやかな、さえずりからきたものと思われます。同じキンポウゲ科のデルフィニュームと似ていますが、比較すると一回り小ぶりで可憐な感じがします。色は、紫、ピンク、赤、白と各色があり、最近の品種は、花付きもよく大変見栄えがします。
花言葉=【清らかな心】
カスミソウ
アレジメントに欠かせない花
開花時期は5~7月
花言葉は可憐な純白の花の印象からきたもので、主役を引き立てる役割の多いカスミソウですが、まとめて飾ると部屋の雰囲気をじゃませずに、素敵な花飾りとなります。カスミソウは少量の水をコップに入れ、活けたままにすると綺麗なドライフラワーになります。ただし、部屋の湿度によって仕上がりが異なってきますので、花瓶に差す水の量を調整しながら作りましょう。
花言葉=【優美な女性】
カルミア
日本名はハナガサシャクナゲ
開花時期は5~6月
五角形の華やかな花が枝先きに集まって咲く様子は、花言葉どおり、パラソルを差した優美な女性が集まっているかのようです。コンペイトウのようなつぼみも可愛らしく、また光沢のある葉も美しいので、花のない時期でも通年楽しめます。最近、人気のある植物のひとつです。
花言葉=【優雅・上品】
コデマリ(小手毬)
小さな手毬状の花姿
開花時期は4~5月
新葉のついた枝上部いっぱいに、毬状の花をつけて優しく垂れ下がる姿は、花言葉のとおり優雅で上品です。日本でも古くから知られた花で、「スズカケ(鈴掛)」の古名があります。江戸時代には広く親しまれ、花だけでなく、秋の紅葉した枝は、生け花の素材としても利用されています。
花言葉=【隠された美】
ヒトリシズカ(一人静)
主に林床の木陰に自生する野草
開花時期4~5月
花名の由来は、源義経の愛妾であった静御前からきたもので、義経の兄 頼朝に追われ捕らわれの身となっても、義経への想いを一人貫いた気高さと、静御前の舞姿がひっそりと咲く花(花穂カスイ)に重ねられて名付けられたようです。
花言葉=【繊細・優美】
ヤグルマギク(矢車菊)
ドイツの国花
開花時期は4~6月
花名は鯉のぼりの柱につけられる風車(矢車)と花姿がにていることからつけられた。
トウモロコシなどの種子に混じって畑に定着することから、別名コーンフラワーといい、最高級のサファイアの色味「コーンフラワーブルー」として青色の美しさが例えられた色となっている花色です。
花言葉=【活動的・勇気】
タ イ ム
代表的なハーブのひとつ
開花時期は5~6月
爽やかな芳香から、ハーブティーや料理のほか、入浴剤や室内香などの材料として知られています。古代ギリシャでは、タイムの刺激的な香りが、勇気や活力を湧き立たせると信じられていて、それが花言葉の元になっています。古代エジプトではミイラの防腐剤としても使われていたようです。
花言葉=【古風】
ウツギ(空木・卯木)
切り花ではバイカウツギが一般的
開花時期は5~7月
花名のウツギ(空木)は枝や茎の中心が空洞になっていることから。
春の終わりや夏の訪れを告げる花として古くから親しまれ、このウツギの花が咲く頃を合図に田植えの準備をし、花が少ない年は凶作、花が多い年は豊作だと占っていたそうです。他の花言葉に【秘密】があります。
花言葉=【謙虚な心・努力】
バイモ(貝母)
別名=アミガサユリ
開花時期は3~5月
うつむくように垂れる釣鐘形の花姿は、花言葉どおり謙虚で静謐(セイヒツ)な美しさがあり、茶花としても親しまれています。バイモという名前は球根が二枚貝に似ていることから付けられ、別名のアミガサユリという名前は花びら(花被片)の内側が綱目模様になっていることから付けられました。球根からは鎮咳・解熱・止血に効果があるといわれ、漢方薬としても利用されています。
愛妻へ贈る花!
【花言葉で感謝と想いを伝える】花12選のまとめ
毎日、頑張ってくれている妻へ、たまには感謝の気持ちを込めて、美しい花を贈ってあげてください。
花が夫婦間のよき潤滑剤になれば幸いです。
※花言葉はいろいろな解釈・表現がありますので、誤解のないように注意してください。