2月の誕生花と花言葉
野に咲く山野草、またフラワーショップや園芸店の店頭に並ぶ たくさんの花たちは、色や形などの個性に加えて、目に見えない、神話や民族伝承などの物語を秘めています。そんな花の個性や物語を象徴的にあらわしたのが「花言葉」です。
花言葉の習慣が広まるにつれ、人々はより自分の気持ちを表現できる花を探し、さまざまな花言葉をつくり出してきました。
大切な人に花を贈るとき、当サイトが参考になれば幸いです。
目次
2月1日~2月29日の誕生花と花言葉
誕生花そのものの概念・起源や、誰が決定しているのか等 その由来は国や地域によって諸説分かれており、”誕生花”の定義は まちまちです。
当然ながら、ネット上でも様々な誕生花が紹介されていますが、当サイトでは「誕生花-Wikipedia」を基本ベースに誕生花を設定しています。
誕生花と花言葉には、諸説あること ご了承ください。
2月1日
- 梅(ウメ)
「高潔」「忠実」「忍耐」 - 桜草(サクラソウ)
「初恋」「憧れ」「純潔」 - マーガレット
「恋占い」「真実の愛」「信頼」
2月2日
- スノードロップ
「希望」「慰め」 - パンジー
「もの思い」「私を思って」 - フリージア/白色
「あどけなさ」 - 木瓜(ボケ)
「平凡」「早熟」「先駆者」
2月3日
- 節分草(セツブンソウ)
「微笑み」「人間嫌い」「拒絶」 - 種漬花(タネツケバナ)
「勝利」「情熱」「不屈の精神」「父の失策」 - 椿(ツバキ)
「控えめな優しさ」「誇り」 - 椿(ツバキ)/赤色
「謙虚な美徳」
2月4日
- 一人静(ヒトリシズカ)
「隠された美」「静謐(せいひつ)」 - 木瓜(ボケ)
「平凡」「早熟」「先駆者」 - 桜草(サクラソウ)/赤色
「初恋」「憧れ」「純潔」
2月5日
- 翁草(オキナグサ)
「清純な心」「告げられぬ恋」「何も求めない」「裏切りの恋」 - 桜草(サクラソウ)
「初恋」「憧れ」「純潔」 - 羊歯(シダ)
「愛らしさ」「誠実」「魅惑」 - 木瓜(ボケ)
「平凡」「早熟」「先駆者」
2月6日
- 浜弁慶草(ハマベンケイソウ)
「不変」 - 油菜(アブラナ)・菜の花(ナノハナ)
「快活」「明るさ」 - 岩蓮華(イワレンゲ)
「良き家庭を築く」「勤勉」「豊かな才能」 - 菫(スミレ)/黄色
「田園の幸福」「つつましい喜び」 - クロッカス/黄色
「私を信じて」
2月7日
- ヒヤシンス
「スポーツ」「ゲーム」「遊び」「悲しみを超えた愛」 - 赤芽柳(アカメヤナギ)
「強い忍耐」 - 梅(ウメ)
「高潔」「忠実」「忍耐」 - オレアリア
「清純」 - 勿忘草(ワスレナグサ)
「真実の愛」「私を忘れないで」
2月8日
- 雪の下(ユキノシタ)
「深い愛情」 - 芍薬(シャクヤク)
「恥じらい」「はにかみ」「謙遜」 - ストック/桃色
「豊かな愛情」 - 仏の座(ホトケノザ)
「調和」「輝く心」 - 金盞花(キンセンカ)
「別れの悲しみ」「悲嘆」「寂しさ」「失望」
2月9日
- 銀梅花(ギンバイカ)
「愛」「愛のささやき」「高貴な美しさ」 - 金盞花(キンセンカ)
「別れの悲しみ」「悲嘆」「寂しさ」「失望」 - ストック
「永遠の美」「愛情の絆」「求愛」 - ゼンマイ
「夢想」「秘めたる若さ」 - ラッパスイセン
「尊敬」「報われぬ恋」
2月10日
- 沈丁花(ジンチョウゲ)
「栄光」「不死」「不滅」「永遠」 - ヒマラヤユキノシタ
「深い愛情」「情愛」「秘めた感情」 - 豌豆(エンドウ)
「約束」「永遠の悲しみ」「いつまでも続く楽しみ」
2月11日
- ガーベラ
「希望」「常に前進」 - カルミア
「優美な女性」「大きな希望」「野心」 - フリージア
「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」 - オオイヌノフグリ
「忠実」「信頼」「清らか」
2月12日
- レンギョウ
「期待」「希望」「集中力」 - アマリリス/赤色
「誇り」「おしゃべり」「輝くばかりの美しさ」 - 狐の孫(キツネノマゴ)
「可憐美の極致」「女性の美しさの極致」「この上なくあなたは愛らしく可愛い」 - 猫柳(ネコヤナギ)
「自由」「努力が報われる」「親切」「思いのまま」 - プリムラ マラコイデス
「素朴」「気取らない愛」「運命を開く」 - 満作(マンサク)
「呪文」「魔力」「霊感」「ひらめき」 - 宿り木(ヤドリギ)
「私にキスして」「困難に打ち克つ」
2月13日
- エーデルワイス
「大切な思い出」「勇気」 - 岩蓮華(イワレンゲ)
「良き家庭を築く」「勤勉」「豊かな才能」 - 雲竜柳(ウンリュウヤナギ)
「素早い対応」 - ローダンセ
「変わらぬ思い」「終わりのない友情」 - フリージア(紫)
「憧れ」
2月14日
- アカシア(黄)
「秘密の恋」 - フリージア(黄)
「無邪気」 - シネラリア
「いつも快活」「喜び」 - カモミール
「逆境に耐える」「逆境で生まれる力」
2月15日
- 三叉(ミツマタ)
「肉親の絆」「永遠の愛」「壮健」「強靭」 - スイートピー/白色
「デリケートな喜び」 - 石化柳(セッカヤナギ)
「あなたのために生きる」「たくましさ」 - ヒマラヤスギ
「たくましさ」「あなたのために生きる」「あなたを待つ」「報われぬ恋」 - ムラサキハナナ
「知恵の泉」「優秀」「聡明」
2月16日
- セントポーリア
「小さな愛」 - フキノトウ
「待望」「愛嬌」「仲間」 - ラッパスイセン
「尊敬」「報われぬ恋」 - 月桂樹(ゲッケイジュ)
「栄光」「勝利」「栄誉」
2月17日
- 木瓜(ボケ)
「平凡」「早熟」「先駆者」 - スノーフレーク
「純粋」「純潔」「汚れなき心」「皆をひきつける魅力」 - 空豆(ソラマメ)
「憧れ」 - 野草・野の草
「思い出」「優しい思い出」
2月18日
- キンポウゲ
「栄誉」「栄光」「子供らしさ」「無邪気」 - 金魚草(キンギョソウ)/白色
「おしゃべり」「でしゃばり」「おせっかい」「推測」「ごまかし」 - タンポポ
「愛の神託」「神託」「真心の愛」「別離」 - 立金花(リュウキンカ)
「富」「贅沢」 - アルストロメリア
「持続」「未来への憧れ」「エキゾチック」
2月19日
- 木蓮(モクレン)
「自然への愛」「崇高」「持続性」 - 金魚草(キンギョソウ)/白色
「おしゃべり」「でしゃばり」「おせっかい」「推測」「ごまかし」 - タンポポ
「愛の神託」「神託」「真心の愛」「別離」 - オークの花
「歓待」「愛国心」「勇敢」「自由」 - 立金花(リュウキンカ)
「富」「贅沢」 - プリムラ
「青春のはじまりと悲しみ」「青春の恋」
2月20日
- カルミア
「優美な女性」「大きな希望」「野心」 - 石楠花(シャクナゲ)
「威厳」「荘厳」「危険」 - ストック/紫色
「おおらかな愛情」 - 黄梅(オウバイ)
「控えめな美」「期待」「恩恵」
2月21日
- 三叉(ミツマタ)
「肉親の絆」「永遠の愛」「壮健」「強靭」 - ネモフィラ
「どこでも成功」「可憐」「あなたを許す」 - 彼岸桜(ヒガンザクラ)
「心の平安」「独立」「精神美」 - 菫(スミレ)/紫色
「貞節」「愛」
2月22日
- ローダンセ
「変わらぬ思い」「終わりのない友情」 - アフェランドラ
「雄々しい」「素敵な心」「次への期待」 - フリージア/赤色
「純潔」 - 木槿(ムクゲ)
「信念」「新しい美」
2月23日
- 黄梅(オウバイ)
「控えめな美」「期待」「恩恵」 - 辛夷(コブシ)
「友情」「友愛」「歓迎」「信頼」 - 杏(アンズ)
「臆病な愛」「乙女のはにかみ」「疑い」「疑惑」 - 沈丁花(ジンチョウゲ)
「栄光」「不死」「不滅」「永遠」 - 雛芥子(ヒナゲシ)
「七色の恋」「心の平静」「別れの悲しみ」「休息」
2月24日
- 黄連(オウレン)
「変身」「揺れる心」 - 桜草(サクラソウ)
「純潔」「憧れ」 - 蔓日々草(ツルニチニチソウ)
「楽しき思い出」「幼なじみ」 - クロッカス
「青春の喜び」「切望」 - アマリリス
「誇り」「おしゃべり」「輝くばかりの美しさ」
2月25日
- 寒緋桜(カンヒザクラ)
「艶やかな美人」 - ユッカ
「勇壮」「偉大」「立派」 - ラナンキュラス
「とても魅力的」「晴れやかな魅力」「光輝を放つ」 - 薔薇(バラ)
「愛」「美」 - カランコエ・紅弁慶(ベニベンケイ)
「幸福を告げる」「たくさんの小さな思い出」「あなたを守る」「おおらかな心」
2月26日
- スノードロップ
「希望」「慰め」 - ローダンセ
「変わらぬ思い」「終わりのない友情」 - 福寿草(フクジュソウ)
「幸せを招く」「永久の幸福」「悲しき思い出」
2月27日
- クロッカス
「青春の喜び」「切望」「上機嫌」「元気」 - マドンナリリー
「純潔」「汚れなき心」 - オーニソガラム
「純粋」「才能」 - 雲間草(クモマグサ)
「活力」「自信」「愛らしい告白」
2月28日
- ヘリクリサム・麦藁菊(ムギワラギク)
「永遠の思い出」「いつまでも続く喜び」 - 月桂樹(ゲッケイジュ)
「栄光」「勝利」「栄誉」 - シンビジウム/緑色
「飾らない心」「気取らない心」「素朴」「高貴な美人」 - 菫(スミレ)
「謙虚」「誠実」「小さな幸せ」 - 花麦(ハナムギ)
「清らかな愛情」
2月29日
- 勿忘草(ワスレナグサ)
「真実の愛」「私を忘れないで」 - アルメリア
「同情」「思いやり」「共感」
2月1日~2月29日|誕生花と花言葉一覧のまとめ
中世のヨーロッパでは、花言葉は、男女がお互いの気持ちを確かめるのに大事な役割を担ってきました。男性は、想いを寄せる女性に直接気持ちを打ち明けるのではなく、花に気持ちを託して贈りました。受け取った女性もまた、気持ちを花に託して相手に贈るのです。
こうした状況になることは、そう多くはないでしょうが、誕生花を知り、その花言葉を活用して想いを伝えることで、さまざまな人間関係が和やかなものになるのでは…と思います。