オレガノを育てて香りを楽しもう!
開花したした頃の株は、ハーブの中でも香りが強く、イタリア料理には欠かせないスパイスとして肉料理などによく使われます。
また、薬用としての効能も期待され、特にハーブティーとしてのオレガノは、咳・風邪・消化促進に効果があると言われています。(妊娠中の方は、使用を控えてください)
「コンパニオンプランツ」としても利用され、特に「カボチャ」や「キュウリ」、「メロン」といったウリ科の野菜と相性がよく、一緒に植えると野菜の味がよくなるといわれています。
※コンパニオンプランツとは、その植物を植えることで害虫を寄せ付けないなど、他の植物によい影響がある植物のこと。
画像出典:http://aoutan.blog63.fc2.com/
目次
オレガノの特徴と育て方
オレガノの仲間は「オリガヌム類」・「マヨラナ類」・「アマラクス類」の三つに大きく分けられます。
一般的にオレガノというとオリガヌム類の【コモン・オレガノ(ワイルドマジョラム)】のことを指します。このオレガノは葉や茎から香るコショウのような匂いが特徴で、 肉料理や煮込み料理などの、味の引き立て役として大活躍してくれるハーブの一つです。
ヨーロッパでは古くから、薬用としても利用されるハーブの一つですが、日本には江戸時代にもたらされ、このときには香辛料として用いられていたようです。
【食用オレガノと花オレガノの違い=参考動画】
オレガノの栽培方法
栽培置き場所
明るい日陰でも育ちますが、日光を好むので日当たりのよい場所で育ててください。また、可能ならば鉢植えのものは多湿を避けるために梅雨時期は雨の当たらない場所に移動させてください。寒さには強いので特に防寒の必要はありませんが、寒冷地では株元を腐葉土や敷わらで覆うなど簡単な防寒が必要です。
種まき・植え付け・収穫
【種まき:3月中旬~5月上旬】
育苗用のポットに培用土を入れ、指先で軽く窪みをつけ、2~3粒の種を蒔きます。種が小さいので、隠れる程度に薄く土をかぶせ、軽く押さえて土と種を密着させ、種蒔き後は種が浮かないように、ゆっくりとたっぷり水やりしてください。
【植えつけ:4月中旬~6月上旬】
本葉が7枚以上出たら植えつけます。ポットから根鉢を崩さないように取り出し、根鉢と同じ大きさで、穴を掘って植えつけ、土と根を密着させるために、たっぷりと水やりをしてください。
【追 肥:植えつけ後1~2ヶ月に一回】
1株につき軽く一握り(10g程度)の発酵油カスや発酵鶏フンを株のまわりに、土を軽くほぐしながら、よく混ぜて施してください。
【収 穫】
株が茂りはじめたら収穫できます。必要な分を株元から10㎝程度残すようにハサミで切り取りますが、収穫を長く楽しむために、茎と葉の間から出るわき芽を残すようにしてください。
【開 花:翌年6月~9月】
植えつけの翌年ぐらいから花がつきはじめます。開花期の株は香りが強いので、花が咲いたら株元から切り取って収穫し、乾燥させてください。
オレガノのプランター栽培
出典:https://www.iris-saien.com/
プランターの大きさに合わせて植えつけますが、オレガノは広く茂るのであらかじめ株間を広くし、様子を見ながら植え替えてください。
【ポイント】
- 種を蒔く場合、株間10cm程度で点蒔きしてください。発芽後、葉と葉がふれ合う程度に数回間引きし、最終的には2~3株残すようにしてください。
- 苗植えの場合、株間10cm以上あけて植えつけてください。植えつけ後、株元の土を押さえて、たっぷり水やりしてください。
- 土の表面が乾いたら、朝にたっぷりと水やりしてください。
オレガノの使い方と効能
≪オレガノの保存≫
収穫したオレガノはさっと洗って水気を切り、風通しのよい室内に干して乾燥させてください。乾燥させたオレガノは細かく刻んだり、ミルなどで挽き、乾燥剤と一緒にビンに入れて保存してください。
オレガノを肉料理に使う!
出典:http://d.hatena.ne.jp/
オレガノはイタリア料理などに使われ、地中海沿岸では昔から利用されるスパイスのひとつです。肉料理の臭み消しやソースやドレッシングなどによく利用されています。
細かく刻んだオレガノはピザや生のトマトに適量ふりかけると、野性味のある香りが料理の味を引き立てます。
肉料理(ソテー)に使う場合は、塩コショウで下ごしらえするときに一緒にすり込むと、食欲をそそる香りづけになります。
料理参考レシピ=MOKO’Sキッチン
オレガノのオイル漬け
乾燥させて挽いたオレガノの葉をオリーブオイルで1週間ほど漬けこむと、風味が増して、パスタや肉・魚料理などによく合います。
少量でも香りが強いので、分量に注意してオリーブオイルに入れてください。
オレガノの効能
オレガノは料理用としてだけでなく、古代ギリシャの昔から、香料、芳香剤、鎮痛剤などとして広く利用されていました。
現在でも伝統薬として風邪や消化不良、胃の不調に内服されます。また、関節のこわばりや筋肉痛を和らげるために、入浴剤として外用されます。
(妊娠中は使用を避けてください)
オレガノティーの作り方
乾燥させた葉5gにカップ1の熱湯を注ぎ、2~3分ほど蒸らせば完成です。
開花期に収穫した香りの強い葉を乾燥させたものが、お薦めです。
オレガノティーは、咳・風邪・消化促進に効果があるといわれています。
(妊娠中は使用を避けてください)
オレガノの育て方や使い方と効能!
ハーブでリフレッシュのまとめ
環境が合えば、あまり手間もかからず元気に育ちますが、夏の高温多湿を嫌い葉っぱや花部分に水がしみたような跡が出て、腐る場合もあります。また、香りも強かったり、弱かったりチョット気難しいところがあるハーブですが、挑戦してみてはいかがでしょうか。
参考=成美堂出版:香りを楽しむ やさしいハーブの育て方145種
ハーブに関する注意事項
※注意しなくてはいけないハーブもあります。特に妊娠中の方や授乳中の方は大事な赤ちゃんに影響する場合がありますので、ハーブを料理等に使用する際には、あらかじめ医師にご相談されることをおすすめします。また、紹介した植物については、個人的な見解もありますので、実際に植込み栽培する場合、事前にしっかり調べることをお薦めします。