半日陰で育つ【草丈の高い】ガーデニング草花 14選

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半日陰で育つ草丈の高いガーデニング草花

自宅の庭が、日陰となりがちな、隣家や軒下の塀際、樹木の下など、ほどよい日陰を好む、美しい草花はたくさんあります

各戸それぞれ庭の環境は違いますが、都会に近い住宅ほど日陰となる場所が多いのでは・・・。
そんな日陰のデッドスペースにちょっと背丈のある草花をバランスよく植え込むと、日陰の暗さを感じさせない、見た目明るいおしゃれな庭を楽しむことができます。
ただし、それぞれの草花の丈を考えてセンスよく植え込まないと、一層暗い庭になりかねません。清潔感のあるシンプルな庭になるよう心がけることが大事です。

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半日陰に適した丈の高いガーデニング草花 14選

hikage-hai-gadenn2画像出典=http://www.zoukinoniwa.biz/

【半日陰とは】

草花の栽培条件として『半日陰』という表現がありますが、『半日陰』のはっきりとした定義はなく、日照条件もいろいろな表現がされています。
しかし一般的な『半日陰』の日照条件としては、午前中の3~4時間ほど日が当たる明るい場所か、日中に木漏れ日が当たっている状態 としているようです。

ここでは、この『半日陰』を好む草丈50㎝~1m程度の草花を14種紹介しています。

当サイトが、ガーデニングの参考になれば幸いです。


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アスチルベ

asutirube出典:http://www.omasa.org/dictionary/

【花期・観賞期5~7月】

【草丈40~80㎝】

細かい小花が密についた花穂が特徴。矮性種は下草やコンテナ植えに、高生種は他の草花の背景に適しています。比較的、丈夫で育てやすい。

※矮性種=主に園芸分野において、著しく草丈・樹高が低いことを指す用語。

アマドコロ

amadokoro出典:http://www.omasa.org/dictionary/

【花期・観賞期5~6月】

【草丈40~80㎝】

全国の山野に自生する山野草。直射日光の当たらない木陰が適しています。株が込み合ってきたら、春か秋に掘り上げて株分けしてください。

カ ラー

karaa出典:http://blogs.yahoo.co.jp/

【花期・観賞期6~9月】

【草丈30~80㎝】

多くの品種があり、大別すると湿地用と畑地用に分けられます。
一般的に地植えの場合、真夏の直射日光を避け、ネットやよしずで日除けをし、鉢植えのものは半日陰の場所に置いてください。品種により栽培方法や管理がいろいろですので事前によく調べる必要があります。

シャガ

syaga出典:http://www.daifuji-ringyo.co.jp/

【花期・観賞期4月】

【草丈30~60㎝】

山野に自生する常緑多年草。日陰に強く、樹木や建物の影になる場所などに適し、列植・群植された花はとても美しい。

シュウメイギク

syumeigiku出典:http://urara-y.at.webry.info/

【花期・観賞期9~11月】

【草丈50~100㎝】

ナチュラルガーデンや和・洋どちらの庭にも似合います。大きく育ちますが倒れにくいので、他の草花の背景に適しています。夏の乾燥に注意する程度で、あまり手のかからない植物です。

シラン

siran出典:http://herojiji.blogspot.jp/

【花期・観賞期4~5月】

【草丈30~70㎝】

ランの中でも性質は丈夫で、適度に湿り気のある場所に植えておくと年々増えて茂っていきます。扱いもランと言うより、育てやすい草花といった雰囲気があります。

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フリチラリアインペリアス

furiteraria出典:http://blogs.yahoo.co.jp/

【花期・観賞期3~6月】

【草丈40~100㎝】

夏の高温に弱いので、落葉樹の下などが最適です。豪華な鐘型の花を下向けに咲かせるところに特徴があり、見応えのある花が咲くので人気があります。ただし、うまく咲いてくれない場合も多々あるようなので、栽培には注意が必要です。

ヘメロカリス

hemerokarisu出典:http://nposhizuka.eshizuoka.jp/

【花期・観賞期6~8月】

【草丈30~100㎝】

大きさや花色など非常にバラエティーに富んでおり、性質もとても丈夫なので花壇や庭、コンテナをはじめとして、色々なシーンで活躍する草花です。基本的に一日でしぼんでしまう花ですが、次々と開花するので、結果として長い期間花を楽しむことができます。

ホトトギス 類

hototogisu出典:http://tokoyonoiori.blog

【花期・観賞期7~10月】

【草丈20~100㎝】

茎が湾曲や下垂して花を咲かせる姿は風情があり、山野草として人気の高い植物です。
品種にもよりますが、比較的丈夫で日陰に強い草花で、日本庭園の下草などによく利用されているようです。

ミヤコワスレ

miyakowasure出典:http://blog.goo.ne.jp/

【花期・観賞期5~6月】

【草丈20~70㎝】

草丈は品種により若干異なり、矮性(丈の低い)種で20cm~高性種で70cmくらいになります。矮性種は鉢植えに向き、高性種は露地植えや切り花に適しています。比較的丈夫な植物ですが、夏の直射日光や西日には注意してください。

モントブレチア

montoburetia出典:http://iyoryoma21.blog38.

【花期・観賞期7~9月】

【草丈50~100㎝】

繁殖力が旺盛な上、順応性も高いので路傍や駐車場脇などで野生化しているものも見かけます。それだけに、地植えの場合は、周りの植物に影響がでない範囲かをよく考えて植えてください。ちなみに、佐賀県では『佐賀県環境の保全と創造に関する条例』により栽培や持ち込みが禁止されていますので注意してください。

キョウガノコ

kyouganoko出典:http://poketora.at.webry.info/

【花期・観賞期6~7月】

【草丈30~100㎝】

日本産の古くからある園芸種で、とても歴史のある植物ですが、現在自生は見られません。赤紫の花穂と掌状の葉が和の趣を感じさせます。

ジギタリス

jigitarisu出典:http://www2.odn.ne.jp/

【花期・観賞期6~7月】

【草丈60~180㎝】

たくさんのベルをつけたようなユニークな花穂が特徴。花が咲き終わったら花穂は切り落としてください。うまいこといくとワキから再び花茎が伸びてきて2番目の花を咲かせます。

ユ リ

yuri出典:http://blog.goo.ne.jp/

【花期・観賞期5~8月】

【草丈40~180㎝】

優雅な花の姿と芳香が魅力的な園芸の代表的草花です。品種が多いため、生育環境が種類によって異なります。栽培する場所に合った品種を選定することが大事です。

半日陰で育つ【草丈の高い】ガーデニング草花 14選のまとめ

日陰がちになる庭の植栽に注意すべき点は、植えすぎないことです。また管理しやすいように通路を設けて、常にすっきりとした清潔感のある状態を保つことが大事です。
特に花が咲き終わった後のお手入れには注意してください。

※紹介した植物については、個人的な見解もありますので、実際に栽培する場合、事前にしっかり調べることをお薦めします。

【参考書籍】

  • 株式会社西東社:これだけは知っておきたい園芸の基礎知識
  • 株式会社永岡書店:初めての人でもよくわかる庭づくり

【参考サイト】


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